メンバーは大井貴司(vib)、宮之上貴昭(g)、岡淳(ts,fl)、清水昭好(b)、橋詰大(ds)でした。
今夜はスワンが「ごめんね」で、どっちに行こうか迷ったのですが、ジャズ入門講座が次の次の日曜日(15日)に迫り、今のところ申し込みの方が目論見より少なく、7月のサタデーコンサートのリーダー清水さんもメンバーだし、両イベントのPRになるかなと思い、立川に行ったのでした。
物凄い雨で、電車にしようか車で行こうか迷ったのですが、出かける7時頃は恐ろしいほどの降りで、電車が止まることも考え、車でゆくことにしました。
それで道に迷いました。
たどり着いたときにはライブ開始直前で、この悪天候の中、驚いたことにお店は超満員で、大井さんの奥様にお願いし、なんとかカウンターに席を作って頂きました。
橋詰さんは23歳という若い方で、大井さんが見つけてきた新人で、正式には今日初めて大井バンドに参加したということでした。
きっちりとした演奏でした。
その他の方々はよく知っているミュージシャンで、それでもこの編成は初めて聴いた訳で、特に昔はよくやっていたと思われる大井さんと宮之上さんの組み合わせには興味がありました。
演奏した曲は
1st set
1.セプテンバー・イン・ザ・レイン
2.リカード・ボサノバ
3.スクラップ・フロム・ジ・アップル
4.ヴォイス・オブ・ムーン
5.ビ・バップ
2nd set
6.ワーク・アウト
7.オレオ
8.ガール・フロム・イパネマ
9.ルパン三世のテーマ
10.リメンブラス
11.ペガサス
encore
12.テイク・ジAトレーン
13.コンファメーション
でした。
4は大井さんのアルバム「Wavelet」 に収録されている名曲です。
10、11も大井さんのオリジナルです。
6,7,8,12、13には大井さんのお弟子さんや国立音大の後輩の皆さんが参加しました。
まだ二十歳そこそこの方もいたのですが、結構いけていました。
大井さん、宮之上さん、岡さん、清水さん、橋詰さんそれぞれ持ち味を発揮し、リラックスムード、和気藹々のライブとなりました。
このムードを醸すには、メンバーそれぞれの力量が試されるわけですが、それと同時にお客の質の高さが求められるわけで、今夜はそのいずれもレベルが高く、最高に楽しいライブとなりました。
素晴らしかったです。