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坂本宗司の日記


by sakasoo

上田裕香トリオ

一昨日(23日)、スワンで上田裕香トリオを聴いてきました。
メンバーは上田裕香(Vo)、橋本信二(G)、大口純一郎(P)でした。
CD「Agora」発売記念LIVE!です。
待望のファーストアルバムは今年2月にリリースされ、スワンでは3月11日にレコ発ライブの予定だったのです。(東日本大震災のため中止)
義理堅い上田さんは再度ブッキングし、一昨日スワンに出演してくださったのでした。
スワンに着いたときには、ライブは始まっていまして、橋本さんと大口さんがデュオで演奏していました。
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ベテランのお二人、気心の知れた余裕ある演奏でした。
お茶目な橋本さんに対し、王道を行く大口さん、リラックスの中に丁々発止、ほっとけばどこまでもスイングしていってしまいそうな、楽しい雰囲気でした。
そして上田さんの登場です。
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休憩時間に上田さんから「お久しぶりですね、昨年2月の中野ゼロホール以来ですね・・・」って言われたのですが、そのとおり、よく聴いていると思っていた割には、そうとう久しぶりなのでした。
まずその成長ぶりに目を見張る思いでした。
持ち味のスケールの大きい歌唱は、益々磨きがかかり、貫禄を感じさせました。
ベテランのお二人を従えて、堂々たるステージングでした。
ブラジル音楽には疎い私ですが、この歌声は恐らく上田さんのオリジナリティーなのだと思いました。
思いの丈を曝け出すような、まっすぐな歌声でした。
CD「Agora」を買い求め、家で聴きました。
バックは一昨日のお二人で、せっかくCDをレコーディングするのだから大勢でやったらどうか、なんて思いながら聴き始めたのですが、そうではなく、この3人で充分なのです。
全く素晴らしい、これ以外にはないというような3人の演奏なのです。
まっすぐな上田さんに対し、橋本さんも大口さんも精進潔斎して、真っ白なワイシャツをきて伴奏しているのです。
微塵の穢れのない、清々しい仕上がりのアルバムなのでした。
誰にでも人間本来の高潔な心を持っているのだ、と上田さんが教えてくれているようでした。
そして昨日は、県営大宮球場で行われた、第93回全国高校野球選手権大会埼玉県予選準々決勝第二試合、狭山ヶ丘対春日部共栄戦に応援に行ってきたのです。
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狭山ヶ丘のエース桜井は剛速球にものを言わせ、共栄打線の送りバントを2度も失敗させ、盗塁も阻止し、いい感じで試合運びをしていたのですが、4回共栄の4番鎌田にソロホームランを打たれ、なんとなく相手のペースに引き込まれて行きました。
狭山ヶ丘は、再三のチャンスにもいい当たりが野手の正面を突いてしまい、不運な展開でした。
終わってみれば、4対1の負けでした。
位負けとでも言うのでしょうか、実力的には決して引けをとらない狭山ヶ丘でしたが、相手ペースを打ち破ることが出来ませんでした。
誠に残念!
しかし初のベストエイトは、万々歳といえるでしょう。
よくやった、楽しませていただきました。
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応援団もチアガールもお疲れ様でした。
by sakasoo | 2011-07-26 00:16 | Comments(0)