坂本宗司の日記


by sakasoo

情家みえ

本日(14)代々木ナルに行って情家みえさんを聴いてきました。

メンバーは情家みえ(vo)、山本剛(p)、香川裕史(b)でした。

先日開催の入間ジャズクラブ・ジャズデーコンサート以来です。

はじめに山本さん、香川さんのデュオでライブが始まりました。

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長く共演してきたこのお二人にしかできない絶妙なコンビネーション、思わずはっとさせられるようなスリリングな場面、ユーモア感覚あふれるやりとりなど、わくわくさせられました。

そして情家さんが登場しました。

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「シェルブールの雨傘」、「サニー」、「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」、「ラビアン・ローズ」、「ユード・ビー・ソー・ナイス・トゥ・カム・ホーム・トウ」、「グッド・ライフ」、「ホワット・ア・リトル・ムーンライト・キャン・ドゥ」、「アイ・キャント・ギブ・ユー・エニシング・バット・ラブ」、「マイ・ファニー・バレンタイン」などなど、よく知られたスタンダードを聴かせてくださったのですが、1曲1曲かみしめるように、丁寧に仕上げられていました。

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どの曲もレパートリーにするまでいとおしみ、深く深く解釈して、色々なアプローチの末にたどり着いたのが分かる、オリジナリティーに満ちた歌唱でした。

情家さんはマイクを持つことはなく、スタンドに向かって唄う珍しいタイプのスタイルなのですが、何か昔かたぎで、ひた向きさが伝わり、引き込まれました。

香川さんのリズムキープが気持ちよく、山本さんが色々仕掛けるのですが、その中で情家さんはメロディーを辿るだけでジャズになってしまい、3人の作り出す極上の空間に浸りました。

入間ジャズクラブ会員Tさん制作のジャズデーDVDを3人にお渡ししました。

Yさん、Sさん、も来ていて和気あいあいの雰囲気でした。

寒さを忘れるようなあったかいライブでした。

素晴らしかったです。


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# by sakasoo | 2018-02-15 02:15 | Comments(0)

松下美千代トリオ

昨日(10日)スワンで松下美千代トリオを聴いてきました。
メンバーは松下美千代(P)、工藤精(B)、斉藤良(Ds)でした。
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何年も前からスワンで定期的にライブをやっていまして、マスター一押しのピアノトリオです。
私も何回か聴いていますが、相当久しぶりでした。
オリジナルを中心に演奏したのですが、透明感のあるハーモニー感覚は爽やかで、工藤さん、斉藤さんとともに醸し出すリズムは躍動しました。
その知的なホリゾンタルスタイルは、このトリオならではのもので、新鮮な感動を呼び覚ましました。
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MCで曲の紹介をするのですが、彼女の作曲は日常の中のさりげない感情を曲にしたものが多く(綺麗な夕日、ペット、胎児の鼓動、朝寝坊、降雪など)、それが彼女独特の感覚によって表現されているのですが、全体的にとてもドライで、こういうのはとても好きです。
マスター一押しのピアノトリオだと再認識いたしました。
素晴らしかったです。


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# by sakasoo | 2018-02-11 11:21 | Comments(0)

西尾健一カルテット

本日(19日)スワンで西尾健一カルテットを聴いてきました。
メンバーは西尾健一(Tp,Fh)、松尾由堂(G)、カイドーユタカ(B)、吉良創太(Ds)でした。
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行くのが遅くなってしまい、スワンに着いた時にはすでに演奏は始まっていました。
今夜の西尾さんはモヒカンにあごひげで、暫く見ないうちに一層強面になった印象でした。
「紫陽花」、「ピーポー・ピーポー・ピーポー」、「夜のクマモン」、「ラーメン食べ歩き」、「さくら」など、お馴染みのオリジナル曲を演奏したのですが、吉良さんのエモーショナルなドラミングがバンドを引っ張り、西尾さんのフレージングが冴えわたって、バンド全体が強烈にランクアップしたように感じました。
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最後の曲は日野元彦さんの名曲「流氷」で、はじめカイドーさんのアルコでの長いカテンツァがあり、ドラマチックに立ち上がってゆき、松尾さん、西尾さんのソロもそれぞれ起伏とハイライトを作り出す展開を繰り返し、吉良さんはエキサイティングなソロで燃焼しつくしました。
昨年10月以来でしたが、この4人の組み合わせがよかったのでしょうか、久々に聴くハイレベルなライブでした。
素晴らしかったです。

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# by sakasoo | 2018-01-20 00:46 | Comments(0)

スーパートリオ

昨日(9日)学芸大A-TRAINに行って、新春スペシャルライブ「スーパートリオ」を聴いてきました。
A-TRAINは学芸大駅からすぐのところにある、15人で一杯になってしまうような小さなジャズバーですが、グランドピアノがあるのです。初めて行きました。
メンバーは山本剛(p)、大友義雄(as)、香川裕史(b)でした。
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香川さんは山本さんのトリオのメンバーですが、大友さんと山本さんはよく共演しているのでしょうか、それともこのお店のオリジナル的な組み合わせなのでしょうか、往年の2大ビックスターの顔合わせなのです。
お互いをリスペクトし合い、丁々発止、余裕のインタープレイが繰り広げられました。
山本さんと言えば「ミスティー」、「ブルームーン」、大友さんと言えば「ホェン・ア・マン・ラブズ・アウーマン」、「レフト・アローン」・・・・日本のジャズファンなら多くの人が知っているお二人の十八番もたっぷりと聴かせてくださいました。
この人ならこの曲、という十八番があるのは凄いことだと、改めて思いました。
お二人ともお酒を飲みながらのリラックスムードで、山本さんの絶妙の間、大友さんの哭き、香川さんがしっかりとバンドをまとめ、質の高い大人のライブとなりました。
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山本さんは1月20日に入間市文化創造アトリエ・アミーゴで開催する、入間ジャズクラブ主催ジャズデー・スペシャル・コンサートに香川さんを擁するご自身のスインギー・トリオでご出演なのです。
簡単な打ち合わせもさせて頂き、親しくお話しさせて頂きました。
長いキャリアの中でも、入間では殆ど演奏の機会がなかった山本さんが入間に来てくださるのです。
ゲストヴォーカルの情家みえさんは、このスインギー・トリオをバックにニューアルバムをレコーディングし、1月17日にリリースすすそうです。
図らずもレコ発コンサートにもなりました。
今から非常に楽しみです。
昨夜も素晴らしかったです。

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# by sakasoo | 2018-01-10 22:47 | Comments(0)

遠藤律子トリオ

本日(30日)スワンで遠藤律子トリオを聴いてきました。
メンバーは遠藤律子(P)、山口彰(B)、藤井学(Ds,Vo)でした。
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久々でした。
「恋は水色」から始まり、「ミスター・ボージャングル」、「バトゥカーダ」、お得意のラテンナンバーからビートルズの「デイ・トリッパー」、ショパンやシューベルトの作曲、小田和正の「言葉にならない」などなど、非常に幅広いジャンルから、激しいリズムでアレンジしたかと思うとしっとりと聴かせたり、山口さんや藤井さんをうまくフィーチャーしたり、三人で作り出せる最大限の可能性を追求しているように感じました。
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いつもながら遠藤さんのMCはユーモアに溢れ、曲紹介も示唆に富み、引き込んで行きました。
これまでの喜怒哀楽の事も楽し気にお話して、何事にも前向きな生き方をしてこられたことがよくわかり、生きる喜びを音楽で表現したい、人々に勇気をもってもらいたい、というような肯定的なお人柄なのです。
アンコールはオリジナル曲の「愛にあふれて」で、お客に譜面を渡し、一回練習して全員で合唱するということまでやりました。
初めての曲でも案外歌えるものです。
大合唱で盛り上がったあと、「かごめかごめ」~「ずいずいずっころばし」をラテンのリズムで合唱させ、次第にリズムを早くして、最後は全員スタンディングとなり、超絶スピードで燃え尽き、スワンは興奮の坩堝と化しました。
一年の締めくくりにふさわしい、忘年会のような誠に楽しいライブでした。
今年も色々ありましたが、何事も前向きに考えることにしましょう。
素晴らしかったです。


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# by sakasoo | 2017-12-31 01:48 | Comments(0)