坂本宗司の日記


by sakasoo
昨日(24日)、下北沢440に行って「ブラサキpresents “Snuck宇宙”」に行ってきました。
下北沢440はキャパ70ほどのライブレストランで、「ブラサキ」とは「ブラッデスト・サキソフォン」の略で、 “Snuck宇宙”はリーダーの甲田伸太郎さんが手料理をふるまうイベントで、HPによると2005年から続くイベントだということです。
ブラッデスト・サキソフォンは今年のグリーンティーにご出演で、打ち合わせも兼ね、チラシ配りも兼ね、お伺いしたというわけなのです。
午後7時開場、7時半開演。
始めにタイニー・ソング・ショウが演奏しました。
メンバーはアツシ(vo,g)、ミホ(ts,vo)、福沢佑(b)、たきざわあつき(ds)でした。
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今年1月に渡邊恭一さんのレコ発イベントにもご出演で、その時にはアツシさんとミホさんのデュオだったのですが、最近リズム陣を加えたということです。
1月に聴いたときにもお二人が作り出す分厚いサウンドに驚かされたのですが、今回は4人になって目指す方向性がより分かり易くなったように感じました。
ジャズがポピュラーと枝分かれしたその分かれ目にあるノスタルジックなムードを醸し、古き良きアメリカのヒット曲や、往年のジャズスタンダードを演奏しました。
開演前に客席でメンバーが打ち合わせをやっていたのですが、ミホさんは煙草を吸いながら少し蓮っ葉な風情で、アツシさんは育ちのよいインテリ坊ちゃんな感じで楽しそうでした。
入れ替え時間に映画「真夏の夜のジャズ」を流していて、思わず見入ってしまいました。
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甲田さんの手料理も出されました。
厚切りのローストポークとマッシュポテトで、とっても美味しかったです。
ステージ前にはスクリーンが降ろされ、そこにも映写されていたのですが、いつの間にか景色が変わり、どこか場末の街をぶらぶらと歩くブラサキのメンバーの後ろ姿が映しだされ、 “Snuck宇宙”と表示されたピンクの看板を出している店に入って行き、そこでスクリーンが上がり、メンバーがスタンバっていて、甲田さんが「ブラッデスト・サキソフォンです」と言ってライブが始まりました。
かっこいい演出でした。
メンバーはKoda ”Young Corn” Shintaro(ts)、Coh(tb)、Yukisama(bs)、Shuji(g)、THE TAKEO(b)、Oozawa Kiminori(ds)でした。
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少しくすんだ白の開襟シャツにポマード、リーゼントといったルックスは、ノスタルジックな不良感いっぱいでした。
分かり易いメロディーの中に、メンバーそれぞれ激しく燃焼するタイプの演奏を繰り広げ、マックスの迫力、音圧は相当なものでした。
誠に失礼ながら初めて聴きました。
グリーンティーには、この分野に詳しい弁ちゃんの強い推薦で出演が決まったのです。
ブラッデスト・サキソフォンはHPによると1998年に甲田さんが前身となるバンドを結成し、2001年に現在のメンバーに固まり、今まで10枚のアルバムをリリースし、2015年にはフジロックにも出演しているそうです。
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ブラッデスト・サキソフォンほんの数日前、11枚目のアルバムとなる「ブロウ・ブロウ・オールナイト・ロング」をリリースしたばかりで、これはR&Bサックスの王様ビッグ・ジェイ・マクニーリーをフィーチャーした共演アルバムです。
甲田さんは21歳の時マクニーリーのレコード聴き、衝撃を受けおおいに影響されたのですが、その思いが通じたのか、2012年にマクニーリー本人から「俺を日本に呼んで共演しろ」というオファーが来て、初来日ジャパンツアーを成功させ、2015年にレコーディングのために2回目の来日をしたのでした。
それが「ブロウ・ブロウ・オールナイト・ロング」で、レコーディングのためにマクニーリーが書き下ろした曲も含め、アルバムに中からも何曲か演奏しました。
マクニーリーの代役としてテナーバトルにはミホさん、ヴォーカルにはアツシさんが加わり、アルバムの雰囲気を伝えました。
マクニーリーをはじめ、メイシオ・パーカー、ハンス・ダルファーなどと続き、ブラッデスト・サキソフォンまで、R&Bサックスの伝統は今に受け継がれているのだと思いました。
開演前に甲田さんとは打ち合わせもして頂いたのですが、スタリスティックなステージとは裏腹に、礼儀正しい紳士な方でした。
8月27日のグリーンティーJAZZフェスティバルには、旋風を巻き起こしてくださることでしょう。
素晴らしかったです。
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# by sakasoo | 2017-06-25 15:53 | Comments(0)

守屋純子&高澤綾

一昨日(21日)、高田馬場ホットハウスに行って、守屋純子(p)&高澤綾(tp)のデュオを聴いてきました。
午後8時半オープン、9時開演というお店です。
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守屋さんが高澤さんを迎えるという形だったのでしょうか、「アイル・クローズ・マイ・アイズ」から始まり、「スィート・ラブ・オブ・マイン」、「アップ・ジャンプド・スプリング」など、トランペットで演奏されて有名になった曲が演奏されました。
例により女主人アキさんの手料理が次から次に出てきて、気が散って演奏を集中して聴けないこともありましたが、お二人ともリラックスの中に実力をいかんなく発揮されました。
守屋さんはかなり久しぶりでしたが、ストライドのテクニックも素晴らしく、聴けてよかったです。
高澤さんは、7月1日の金子公民館サタデーコンサートにご自身のクインテットを率いて、「クレッセント・シティ・コネクション」リリースライブにご出演で、その打ち合わせもさせて頂いたのでした。
ファースト・セットが終わったときには10時を回ってしまい、しかたなくそこで帰ってしまました。
面白かったです。
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# by sakasoo | 2017-06-23 21:55 | Comments(0)
本日(10日)、入間市市民会館で開催された埼玉県立入間向陽高校吹奏楽部第40回定期演奏会に行ってきました。
午後2時開演。
第1部は「スケルツァンド」(今年度コンクール課題曲)、「トゥーランドットより」の2曲で、大迫力の演奏でした。
休憩時間にパーカッションのアンサンブルをやりました。
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「星条旗よ永遠なれ」をやりました。
第2部はゲストのユーフォニアム奏者佐藤親吾氏を迎えて「海の情景」、「ラプソディー」の2曲を演奏しました。
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美しい音色と、余裕の演奏でした。
休憩時間にロビーでフルートアンサンブルが演奏しました。
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今年向陽吹奏楽部には1年生が沢山入部し、総勢80名になったそうで勢いがあり、今日も沢山の来場者があり、ロビーは人で溢れました。
第3部はポップス・ステージで、「パイレーツ・オブ・カリビアン」、「情熱大陸」、「エレクトリカル・パレード」、「シェリーに口づけ」などダンスもあり、寸劇もありの楽しいプログラムでした。
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アンコールを1曲やったあと、顧問の小出先生が挨拶し、「それでは最後にもう一曲、向陽の定演といえば”シロクマ”です・・・」と言って「シロクマ」を演奏しました。
この曲は第17回グリーンティーJAZZフェスティバルでジャバループが出演したときに、向陽と共演するために譜面を提供してもらい、それ以来向陽は定演の最後にシロクマを演奏するようになったのです。
昨年から顧問の先生が代わったのですが、今年もシロクマが聴けて感動いたしました。
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人数、力量ともに近隣を代表する吹奏楽部に成長していました。
今年もグリーンティーには出演いたします。
感動的な演奏会でした。
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# by sakasoo | 2017-06-10 23:00 | Comments(0)

沖野ゆみ

昨日(4日)、入間市産業文化センターにて開催された沖野ゆみさんのコンサートに行ってきました。
これはアジア音楽祭実行委員会が毎年開催しているチャリティーコンサートで、収益金はアジアの国々の学校建設などに使われているということです。
沖野さんは4回目のご出演ということでした。
メンバーは沖野ゆみ(vo)、岡淳(ts,fl)、f森丘ヒロキ(p)、河原秀夫(b)、安藤正則(ds)でした。
はじめインストで1曲演奏しました。
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その後沖野さんが登場しました。
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演奏した曲は
1st set
1.テイク・ジ・Aトレーン
2.サマータイム
3.ア・マン・アンド・ウーマン
4.キャント・ヘルプ・ラヴィン・ダット・マン
5.ザ・ウェイ・ウィー・ワー
6.アイ・ゲット・キック・アウト・オブ・ユー
7.ナイト・アンド・デー
2nd set
8.ムーンリヴァー
9.サウンド・オブ・ミュージック
10.マイ・フェイヴァリット・シングス
11.ドレミ
12.ユード・ビー・ソー・ナイス・トゥ・カム・ホーム・トゥ
13.ミスティ
14.オン・ザ・サニー・サイド・オブ・ザ・ストリート
encore
15.オーヴァー・ザ・レインボウ
でした。
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1,8はインストでした。
「アジア音楽祭が贈る ジャズとミュージカルの夕べー入間から再びー~沖野ゆみの世界~」というタイトルがつけられていまして、ミュージカルから生まれたスタンダードナンバーを唄いこみました。
沖野さんはお父様のお仕事の関係で十代の殆どをイギリスで過ごし、演劇学校でミュージカルの勉強をしていたというキャリアを持ち、歌詞の内容や曲の背景などの理解が深く、彼女の最も得意とする分野だと思いました。
持ち味のハスキーヴォイスは益々磨きがかかり、MCも巧みで簡潔な曲紹介もジョークを交え、作り出す世界へ引き込んでゆきました。
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沖野さんは入間市立東町小学校をご卒業、ご両親は長く入間市在住なので、地元出身のシンガーという言い方も出来るわけなのですが、そういうことから過去入間市では色々な形でコンサートをやり、ファンも多いのです。
今年のグリーンティーJAZZフェスティバルへも3回目のご出演を予定しています。
昨日も沖野さんのファンと思われる方々が大勢来ていて、暖かい雰囲気のコンサートとなりました。
地元出身のミュージシャンを大事にする。
ミュージシャンもそれに応えて、成長してゆく。
その成長を楽しみにまたコンサートに足を運ぶ・・・
沖野さんと入間市の関係は、そういういい循環になっているのではないかと、暖かい雰囲気に包まれながら感じました。
バックのミュージシャンもリラックスして個性を発揮し、凄い幸せなムードを醸しました。
この幸福感を売るお仕事なのだなって、改めてエンターテイメントの原点を思った夜でした。
素晴らしかったです。
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# by sakasoo | 2017-06-05 23:23 | Comments(0)

川嶋哲郎トリオ

本日(3日)、川越ミルキーウェイヴに行って川嶋哲郎トリオ を聴いてきました。
メンバーは川嶋哲郎(ts,fl,p,vo)、小林航太郎(b)、菅原高志(ds)でした。
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川嶋さんは様々な編成のバンドをやっていますが、このトリオでの活動も結構長いのでしょうが、聴いたことあるような無いような、はっきりしませんでした。
演奏した曲は「キャラバン」、「イン・ナ・センチメンタル・ムード」、「イン・ナ・メロートーン」、「アイ・ガット・イット・バット」、「ドント・ゲット・アラウンド・マッチ・エニモア」、などのエリントンナンバーの特集でした。
このほか2曲エリントンをやったのですが(計7曲!)、これだけ続けると重たい感じがしたのではないかと思われるかもしれませんが、そんなことはなく非常に軽やかでスムーズで、川嶋さんが研鑽を重ね消化してきたことを窺わせました。
川嶋さんはバンドによって演奏する曲が違うのですが、このバンドはエリントンを研鑽するためのものなのかと思い、私は今夜初めて聴いたのだと思いました。
ほかにフルートで「ベサメ・ムーチョ」を、テナーで「オーバー・ザ・レインボウ」を朗々を吹き上げたかと思うと、「ドナ・リー」、「ジョイ・スプリング」をそれぞれ超絶速いアレンジで料理した「Dクイック」、「Jクイック」と名付けられたオリジナルも演奏しました。
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数年前からやるようになった、テナーを吹く途中から高い声でアドリブをやる技も随所にちりばめました。
アンコールでは「ふるさと」~「ハウ・ハイ・ザ・ムーン」のメドレーを演奏しました。
川嶋さんは途中からピアノを弾き、ヴォイスとユニゾンでアドリブをするという新技も披露しました。
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3人でハチャメチャに燃焼するというライブでしたが、聴き終えた印象はとてもスマートにまとまっていたと思わせ、長い共演歴を感じさせました。
川嶋さんは、いつどんな時でも素晴らしいです。
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# by sakasoo | 2017-06-04 00:48 | Comments(0)