小島のり子カルテット

本日(25日)スワンで小島のり子カルテットを聴いてきました。
メンバーは小島のり子(Fl)、大橋祐子(P)、鈴木克人(B)、小泉高之(Ds)でした。
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最近のレギュラーメンバーですね、過去数回このメンバーでの演奏を聴いています。
信頼関係で結ばれているのでしょうか、ファーストセットが終わると大橋さんが「ハッピーバースデー」を引き始め、小島さんの前にケーキが運ばれました。
メンバーからのサプライズだということでした。
今月22日は小島さんのお誕生日なのでした。
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演奏した曲は
1st set
1.エロネル
2.スノー・ノーツ
3.オータム・イン・ニューヨーク
4.ザ・クール・カイト
5.マイ・ロマンス
2nd set
6.オールウェイズ・ウィズ・ユー
7.ア・デイドリーマー
8.ラウンド・ミッドナイト
9.ルッキング・アップ・トゥ・ザ・スカイ
10.パッチワーク・ブルース
でした。
2、4は「ソング・フォー・マイ・セイク」から、6、7、9は「エニィウエィ」から、10は今年作った曲だそうで、どれも印象的なメロディーラインで、それぞれ全く違うニュアンスが醸し出され、こうやって聴くと、改めて小島さんの作曲能力の高さに感心させられるのです。
10は初めて聴きましたが、わくわくするようなジャズファンクで、小島さんとしては今までにない色合いの曲で、4もそうだと思うのですが、きちんとした形式美に対するリスペクトを感じました。
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今夜のメンバーになってもう2年近くたつのでしょうか、自由にオリジナル曲をやり、それが徐々に深まってゆく感じ、信頼関係が結ばれてゆく感じが出ていて、幸せなムードでした。
何回聴いても飽きませんし、そのようにいつも見せてくださるのだと思いました。
今夜も素晴らしかったです。
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# by sakasoo | 2016-11-26 01:13 | Trackback | Comments(0)

山陰紀行

一昨日から本日まで(22~24日)二泊三日で山陰に行ってきました。
一人旅です。
大学時代の友の一人息子が事故で昨年末に急逝されたということで、一度行きたいと思っていまして、機会を見計らっていたのでした。
友は鳥取県米子市に住んでいまして、折角だからその周辺も色々見ようとも思っていました。
その友とは卒業以来新茶を送り、秋には二十世紀梨が届くという関係を、かれこれ40年近く続けれいまして、その間2,3回会った記憶があるのですが、少なくともここ20年は会っていなかったのでした。
22日の夜米子で会食をしようという約束で、午前中は鳥取砂丘に行こうと思い、9時過ぎの飛行機で鳥取空港まで行ったのでした。
羽田で搭乗を待っていたら、待合フロアに池田篤さんがいるではあ~りませんか!
そのうち小曽根真さん、近藤和彦さんも現れ、これはなにかあるなと思い、池田さんに聞くと、明日(23日)鳥取市のトリギン文化ホールというところで、小曽根さんのビッグバンドのコンサートがあるとのことでした。
予定ですとその日は境港から松江に行こうとおもっていましてので、無理だと思いました。
飛行機で約1時間半、鳥取空港に着きました。
砂丘に行く手段を案内所に聞きましたら、平日はタクシーしかないとのことで、乗りまして行く先を告げたら、鳥取城など行きたいところを案内して鳥取駅まで送る、6500円くらいかかるがどうだと言われ、お願いすることにしました。
はじめに砂丘近くにある「砂の美術館」に行きました。
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ここは砂丘の砂を使って、彫刻を作成展示する美術館で、大きな体育館のような建物の中に巨大な砂の彫刻が展示してあるのです。
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年初に展示内容を作り替え、今年のテーマは南米ということで、インカの遺跡などが作られていました。
砂と水だけで作られ、接着剤なとは一切使われていないとのことで、凄いものだと思いました。
それから砂丘に行きました。
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40mほどの高さの砂丘に登りました。
それから運転手さんおすすめの食堂で、鮭といくらの親子丼を食べ、広大ならっきょう畑も見ました。
砂地の畑にはらっきょう栽培が向いていて、品質の高いらっきょうが生産されていて、10月には紫色の花で絨毯を敷いたようになるそうですが、少し遅く、花は僅か残る程度でした。
それから鳥取城に行きました。
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鳥取池田氏32万5千石の城として整備されたのですが、今は門があるだけで、石垣が残されているだけですが、なかなか迫力のある風景でした。
昭和18年に大きな地震があり、山頂の本丸天守台は崩れてしまったそうですが、二の丸の石垣は修復されたとのことでした。
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鳥取駅まで送ってもらい、2時過ぎの米子行に乗りました。
山陰本線という線路ですが、単線でディーゼルなのです。
一時間半ほどで米子に着きました。
駅前のホテルにチェックインし、自転車を貸してくれるということで、米子城を見に行きました。
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吉川広家が作り始め、関ケ原のあと中村一忠がほぼ完成させたのですが、一忠に子供がなく、一忠夭折のあと中村家は断絶となり、以来鳥取藩の支城となっていたのでした。
ここも石垣だけが残っているのですが、本丸も天守台もあり、山頂までのぼりました。
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米子城は海を天然の要害としていまして、帰りは海まで行って、整備された海岸通りを走って帰りました。
6時半にホテルまで、友が迎えに来てくれました。
超久しぶりでしたので、お互い年取ったな~~って思いました。
彼の行きつけの居酒屋に連れて行ってもらいました。
のどぐろの塩焼き、煮つけなどを肴に、地酒をあおりました。
そのあとバーに移り、シングルモルトと葉巻の好きな友の勧めで、同じものを頼み、夜の更けるまでしみじみと語り合いました。
翌日、友が車で迎えに来てくれて、彼の奥さんがパート勤めしている境港の鮮魚センターに行きました。
おりしも松葉蟹の季節、土産を送りました。
境港といえば「水木しげるロード」です。
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ねずみ男、猫娘、こなきじじいなど、お馴染みのキャラクターがいました。
鬼太郎の銅像もありました。
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水木しげる記念館にも入りました。
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なかなか見ごたえのある展示で、ゆっくり見ました。
それから、送ってくれるとのことで、もう一度鳥取市に戻り、トリギン文化ホールで小曽根真No Name Horses を聴いたのでした。
鳥取までの2時間のドライブ、友としみじみ語り合いました。
No Name Horsesのメンバーは小曽根真 (P)、エリック宮城 (Tp, Fl)、木幡光邦 (Tp)、奥村晶 (Tp)、岡崎好朗(Tp)、中川英二郎 (Tb)、山城純子 (BTb)、近藤和彦 (AS, SS, Fl)、池田篤 (AS, Fl)、三木俊雄 (TS)、岡崎正典 (TS, Cl)、岩持芳宏 (BS, BCl)、中村健吾 (B)、高橋信之介 (Ds) でした。
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初めて聴きましたが、想像していたよりフレンドリーで楽しく、小曽根さんのフランクなMCで和ませてくれました。
ビッグバンドと言いながら結構自由な感じで、綺羅星のようなメンバーだからこそできる予定調和のない安心感とでも言いましょうか、余裕あるスリリングさで盛り上がりました。
素晴らしかったです。
このコンサートは地元在住の菊池ひみこさんが中心となって企画運営している「鳥たちの音楽祭ii this is jazz !! 」というもので、事前に地元中高生ブラスバンドに小曽根さんをはじめ、メンバーがレクチャーし、コンサートの前半ではプロとの共演のステージを設けるというものでした。
コンサート終了後、ロビーでそのブラスバンドが演奏していました。
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昨日に引き続き山陰本線に乗り、松江まで行き、宍道湖温泉に泊まりました。
そして本日、松江城を見ました。
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こちらは往時の建物がそのまま保存してあり、国宝に指定されているのです。
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そのあと一畑電車に乗って出雲大社に行きました。
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こちらは私鉄なのですが電車で、宍道湖の淵を走ってゆきました。
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社内にはアテンダントの女性乗務員がいて、バスガイドよろしく沿線を紹介してゆくのです。
1時間あまりの乗車でしたが、大変楽しかったです。
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そして出雲大社に行きました。
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ここでの参拝は二礼四拍手一礼ということで、柏手は四回なのです。
どなたも作法通りにやっていました。
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境内をうろうろしていたら、声をかけられ、林さんではあ~~りませんか!!!
お互いびっくりでした!!
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今度はひとりではなく家族、あるいは友人と行きたいです。
そう思ったしみじみ旅行でした。
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# by sakasoo | 2016-11-25 00:46 | Trackback | Comments(0)

中島明子&堤智恵子デュオ

本日(12日)入間市豊岡ブルーノートモッキンドーにて開催された「中島明子(p,vo)&堤智恵子(as,ss)デュオ」ライブに行ってきました。
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中島さんとは、7月に開催した金子公民館サタデーコンサート以来で、その打ち上げにモッキンドーへご一緒したご縁で、今回のライブ開催となったわけなのです。
堤さんとはお久しぶりでございました。
演奏した曲は
1st set
1.テイク・ジAトレーン
2.クロース・トゥ・ユー
3.アラウンド・ザ・ワールド
4.崖の上のポニョ
5.ブラック・オルフェ
6.ウイロー・ウイープ・フォー・ミー
7.リベル・タンゴ
2nd set
8.レイニー・デーズ・アンド・マンデーズ
9.ティー・フォー・ツー
10スーパー・スター
11.シェルブールの雨傘
12.テネシー・ワルツ
13.ゴーン・ウィズ・ザ・ウインド
14.翼をください
encore
15.時には昔の話を
でした。
1,4,7はインストで、それ以外は中島さんが唄いました。
スタンダードからカーペンターズ、映画音楽からアニメソングなど幅広い選曲で、しかもよく知られている曲ばかりで、アレンジも切れ味よく、スムーズで明るく、ポジティヴなムードの進行でありました。
会場のモッキンドーは、ヴィンテージ・オーディオの世界では有名なオーナーの店で、ところせましとアンティークが置かれているのですが、本日使用したPAもすべて年代物を駆使していまして、中島さんは1曲終わるたびにMCマイクまで移動して話すという、珍しいスチュエーションとなっていました。
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弾き語り用マイクも「鉄仮面」と呼ばれた往年の名機で、天井から吊り下げるという方法で使用されていました。
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中島さんは、1920年代製のベヒシュタインのアップライトを珍しがっていました。
心にしみる歌声でした。
堤さんは久しぶりでしたが、益々スケールが大きくなって、のびのびと客席を圧倒しました。
今回も超満員となり、おおいに盛り上がりました。
素晴らしかったです。
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# by sakasoo | 2016-11-13 00:06 | Trackback | Comments(0)

Women in Jazz vol.7

本日(6日)入間市産業文化センターにて行われた、入間市消防団創立50周年記念式典に出席しました。
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消防団の歴史は古く、江戸の町火消から始まり、明治以降各自治体で組織されてきたのですが、町村合併により武蔵消防団となり、入間市になって50周年ということなのです。
祝賀会もあったのですが、早々に失礼してM会長に迎えに来てもらい、大手町日経ホールで開催されたWomen in Jazz vol.7に行ったのでした。
日経ホールはキャパ700弱のホールで、株主総会などに使われることが多いらしく、各座席に取り出し式のテーブルがついているのです。
Women in Jazz はヴォーカルのmegさんを中心に女性アーティストが集まり、コンサートの収益金を「Because I am a Girl」キャンペーンに寄付し、この活動を周知し支援する目的で開催してきているのです。
「Because I am a Girl」は女の子だから、学校に行かせてもらえず、10代で結婚させられる。女の子だから、暴力をふるわれても文句も言えない。途上国の女の子たちは貧しさに加えて、女性というだけで社会の底辺に置かれている。こうした現実を多くの人々に知ってもらおうとする活動を行う国際NGOなのです。
改めて襟を正すような趣旨ですが、コンサートは楽しさいっぱい、エンターテイメントに徹したものでした。
最初から最後まで本田雅人さんのB.B.Stationというビッグバンドが伴奏しました。
メンバーは本田雅人(as,arr) 高尾あゆ(as) 高橋弥歩(ts) 林洋輔(ts) 鍬田修一(bs) 佐野聡(tb) 宮内岳太郎(tb) 池田雅明(tb) 笹栗良太(btb) 鈴木正則(tp) 三上貴大(tp) 曲輪大地(tp) 大津真(tp) 新澤健一郎(p) グレッグ・リー(b) 荒山諒(ds)でした。
はじめにMAYAさんが登場しました。
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「オー・シャンゼリーゼ」などフランス語で唄いました。
エキゾチックな歌声でした。
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そのあとピアニストが高木里代子さんに代わり、「圭子の夢は夜開く」をドスの効いた唄いまわしで
高木さんと共演しました。
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その後MAYAさんが引き、高木さんとB.B.Stationが共演しました。
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最近話題となっていますので、一度聴いてみたいと思っていました。
奔放な演奏スタイルですが、意外と丁寧だし構成力もあり、オリジナル曲もしっかりとした骨を持っていて、ファッションやビジュアルだけではない才能を感じました。
続いて登場したのはエミ・マイヤーさんでした。
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日本人の母親と米国人の父親の間に京都で生まれ、1才からアメリカのシアトルで育ったというヴォーカリストです。
日本ジャズヴォーカル界に、これほどの美人シンガーはいないのではないかと思わせる美しい方でした。
「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」、「スマイル」、「ホワット・ア・ワンダフル・ワールド」など唄いました。
ここで15分の休憩があり、第2部はmegさんのステージから始まりました。
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スタンダードやオリジナル曲を朗々と歌い上げました。
そのあとは寺井尚子さんが登場しました。
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寺井さんは久々でしたが、ところどころ聴いていまして、その独特のリズム感はそのままに、さらにスケールが大きくなって、堂々たるステージングを展開しました。
「リベルタンゴ」、「ひまわり」、「スペイン」など情熱の演奏でした。
そして阿川泰子さんが登場しました。
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入間ジャズクラブ創立15周年記念コンサート以来、1年ぶりでした。
「ムーンライト・セレナーデ」「ヘンリーマンシーニ・メドレー」「パーディド」など唄いました。
いつもながら大変癒され、大満足でした。
フィナーレは出演者全員で、コンサートの趣旨に添い「イズント・シー・ラブリー」を演奏しました。
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充実したコンサートでした。
M会長も喜んでいました。
素晴らしかったです。
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# by sakasoo | 2016-11-07 00:59 | Trackback | Comments(0)

吉田桂一トリオwith渡辺明日香

本日(21日)、スワンで「吉田桂一トリオwith渡辺明日香」を聴いてきました。
メンバーは吉田桂一(P)、佐々木悌二(B)、渡辺文男(Ds)、渡辺明日香(Vo)でした。
吉田さんのトリオは、この同じメンバーで長く活動していまして、ヴォーカルを入れる場合、鈴木道子さんがファーストコールされていたように思いますが、3年ほど前からは渡辺明日香さんを起用しているようです。
はじめのトリオで2曲演奏しました。
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ドラムの渡辺文男さんの存在が大きいと思うのですが、このトリオ独特のリラックスした演奏が繰り広げられ、吉田さんの両手をフルに使うピアノ奏法もあって俄然ゴージャスなムードが醸されました。
そして渡辺明日香さんが登場しました。
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きっぷのいい華やかさ、とでも言いましょうか、完璧なピッチ、微妙なニュアンスでのビブラート、声のメリハリ、声量の強弱のコントロール・・・などなど、凄いテクニックをさらりと凄くなく普通に、楽しんで唄ってみせました。
この華やかさに触れるだけでも、来た甲斐があったと思わされました。
バラードでは低い声がささやくようで、丁寧なビブラートがどこまでも続き、とっても癒されました。
正統派スタンダード唄いの面目躍如でした。
後半で1曲、渡辺文男さんが唄いました。
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スワンではこのバンドのお約束で、毎回渋い歌声を聴かせてくださいます。
大人のライブでした。
素晴らしかったです。
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# by sakasoo | 2016-10-22 01:17 | Trackback | Comments(0)