坂本宗司の日記


by sakasoo

三枝伸太郎 & 小田朋美

昨日(18日)、雑司ヶ谷エルチョクロに行って「三枝伸太郎 (p)& 小田朋美(vo)」を聴いてきました。
都内に一人暮らしの娘からの誘いで行ったのでした。
昨日はさいたま市で業界団体の会議があり、夜のライブまでの時間に山下洋輔さんの事務所でマネージャーさんと打ち合わせをするという日程を組んだのでした。
山下さんは今年のグリーンティーJAZZフェスティバルに往年のトリオ(林栄一、小山彰太)の再現というスペシャルプログラムでご出演なのです。
エルチョクロはタンゴのお店ということで、出演のお二人も初めて聴きました。
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谷川俊太郎ほか現代日本の詩人の作品に曲をつけるという手法で、お二人のオリジナルを披露するというライブでした。
ノンジャンルな現代音楽風な曲で、複雑で難しい曲が多かったですが、お二人ともお若いのに大変なテクニシャンで、コンセプトとして詩の内容を重視していて、それがわかると次第に引き込まれていったのでした。
娘は小田さんのファンで、何回か聴いているそうで、「凄いシンガーがいるよ」って言っていたのでした。
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小田さんはピアノも巧みで、途中弾き語りや三枝さんとの連弾もやりました。
はじめハイヒールで登場したのですが、途中で脱いでしまい、ストッキングで唄いました。
オレンジペコのナガシマトモコさんがそうだったのですが、唄いやすいのでしょうか?
以前グリーンティーにご出演のときに、ステージ袖に靴が脱いであったのを思い出しました。
お二人の掛け合いMCも面白く、アカデミックなムードのライブになりました。
才能溢れ自信に満ちた屈託のないお二人には分厚いファン層があり、多種の仕事があり、充実した日々があるのではないかと思わせました。
お店は30席ほどでしたが若い人でほぼ満席になり、人気があるのだなって思いました。
ノンジャンルで、ある意味なかなか大変だと思いますが、頑張ってほしいとも思い、いいライブを見せてもらったとも思いました。
素晴らしかったです。
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# by sakasoo | 2017-05-19 21:55 | Comments(0)

タワーステーション

昨日(16日)吉祥寺メグに行って「タワーステーション」を聴いてきました。
メンバーは、俵山昌之(b), 福井友美(p), 緑川英穂(as), 高瀬龍一(tp), 藤井学(ds)でした。
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俵山さんは、過去色々なバンドで聴いていますが、リーダーバンドは初めてでした。
「タワーステーション」はフォービートではなく、サンバ、ボサノバなどのブラジル系やジャズロックなどのリズムで演奏するユニットだそうで、昨夜も俵山さんのオリジナルを中心に、楽しい雰囲気の演奏が繰り広げられました。
それぞれ第一線でバリバリ活躍しているメンバー揃いで、非常に安定感のある演奏でした。
特に高瀬さんの誠実なプレイが光りました。
早いパッセージもバラードも、一音一音確信に満ちた的確なフレージングで、凄かったです。
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俵山さんのリーダーアルバムは1枚持っているのですが、それは過去の伝説的な演奏を再現するというような内容で、バリバリの日本のミュージシャンがやるということに意味があるのだと思いましたが、俵山さんには色々な引き出しがあって、昨夜のようなクリエイティブなバンドもやっていたり、様々なタイプのバンドのメンバーとしてご活躍していたりしているのだなって感心しました。
昨夜は高瀬さんと打ち合わせがありメグへ伺ったのですが、思いがけずいい演奏が聴けてよかったです。
高瀬さんは、6月11日の入間ジャズクラブ「第16回ジャズ入門講座」にご出演で、講師の瀬川昌久先生とともに講座の内容について話し合いました。
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今回は「マイルス・デイビス物語」と題して、同じ曲で聴き比べながら、マイルスのスタイルの変遷を解説してゆこうという構成になるようです。
貴重な映像も沢山お見せしようということになりました。
瀬川先生と高瀬さんは、今年2月に「マイルス・デイビスのすべて」というコンサートをやっていまして、その時の高瀬さんのグループの演奏の映像も使うそうです。
内容の濃い、面白い講座になると思います。
講座のあとは高瀬龍一&阿部紀彦Duoのミニコンサートもあります。
また、高瀬さんは8月のグリーンティーJAZZフェスティバルにもご自身のクインテットでご出演で、グリーンティー名物スチューデントジャムのリーダーもやっていただくことになっていまして、昨夜はその課題曲についても打ち合わせさせて頂きました。
今年は高瀬さんにちなみ「ワン・オックロック・ジャンプ」と「エイプリル・イン・パリ」のベイシーナンバーをやります。
楽しみです!!
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# by sakasoo | 2017-05-17 22:28 | Comments(0)
昨日(14日)、立川市たましんRISURUホールで開催された「山下洋輔with国立音楽大学ジャズ専修スペシャルコンサート」に行ってきました。
立川市にある唯一の大学が国立音楽大学で、そこの卒業生でもあり現在教授を勤めておられる山下洋輔さんは、そのご縁で「たちかわ交流大使」としてもご活躍だそうで、このコンサートは今年6回目を迎えた「立川いったい音楽まつり」の一環として開催されたものでした。
出演メンバーは、山下洋輔(MC,p)、福岡高次(per)、佐藤潤一(b)、濱田省吾(ds)、片山士駿(fl)、中山拓海(as)、篠嶋祐希(as)、武本和大(p)、谷村篤(tp)、寝占友梨恵(vo)でした。
山下さんの音大での教え子の中からピックアップしたメンバーだそうで、在学生から卒業数年の人まで、みなさんプロとして活動している将来を嘱望された生きのいい若者たちでした。
それぞれ型にはまらず、師匠の前でも伸び伸びと自己を主張し、ジャズ科の優等生とはこういうものかと感心させられました。
弟子のハチャメチャを面白がる師匠がエライのだと思いました。
一人づつフィーチャーする形でメンバー構成されながらコンサートは進行し、最後は全員で2曲やりました。
それぞれ多少の気負いはあったものの非凡な才能を発揮しました。
山下さんの華麗なピアノプレイも健在でした。
今年のグリーンティーJAZZフェスティバルには、往年の山下洋輔トリオ{山下洋輔(p) 林栄一(as) 小山彰太(ds)}が復活するというスペシャルプログラムが決定しています。
コンサート終了後、山下さんにご挨拶しました。
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# by sakasoo | 2017-05-15 22:00 | Comments(0)
本日(13日)入間市豊岡ブルーノート・モッキンドーに行って、小島のり子(fl)&矢藤亜沙巳(p)Duoを聴いてきました。
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今回もブッキングをやらせて頂きました。
FBの投稿などを見ると、小島さんは最近矢藤さんと共演する機会が多いようで、お写真から凄くかわいい人だな~~って、矢藤さんのことを気にしていたのでした。
このDuoは色々なところでやっているらしく、どんな演奏になるのか興味深々なのでした。
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演奏した曲は
1st set
1.アイ・ ディドゥント・ノウ・ホワット・タイム・イット・ワズ
2.ウィ・スィー
3.クレイジー・ヒー・コールズ・ミー
4.五木の子守歌
5.ブルース・イン・ザ・スカイ
2nd set
6.ムーン・リバー
7.ピースフル・ディズ・フォー・オール・チルドレン
8.ピテカントロプス・エレクトス
9.ゼア・ウィル・ネヴァー・ビー・アナザー・ユー
encore
10.ア・ナイチンゲール・シング・イン・バークリー・スクエア
でした。
5、7は小島さんのオリジナルで、ともに日本酒をモチーフにした曲です。
5は宮城の浦霞、7は飯能の天覧山がテーマになっていまして、それぞれ印象的な美しいメロディーなのでした。
8はご存じミンガスの代表曲です。
少しスローテンポで演奏したのですが、オリジナルのフリーキーなムードを継承しつつ、痛快極まりない丁々発止のインタープレイを展開し、ライブの白眉となりました。
矢藤さんは初めて聴きましたが、強いタッチとリズムの乗り感覚が太く、可愛い風貌の中に、秘めた情熱を感じさせました。
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「大向こうを唸らせる」という言葉があります。
モッキンドーライブは、きれいなオネエチャンがいるお店の雰囲気もあって、ややもするとガヤガヤすることもあるのですが、今夜の小島さんは、初めてのお店ということもあってか、スタンダード、オリジナル、日本のメロディーなどを織り交ぜ、「直立猿人」をデュオでやるという離れ業までみせ、ご自分をさりげなくアピールしながらお店を我が物とし、最後までお客を引き付け離しませんでした。
その貫禄と軽やかさはには目を見張りました。
このお二人のDuoは完璧です、なにも足す必要はありません。
胸のすくようなライブでした。
素晴らしかったです。
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# by sakasoo | 2017-05-14 01:13 | Comments(0)

AAS

本日(6日)スワンでAASを聴いてきました。
メンバーは当初、立花秀輝(As)、山口コーイチ(P)、カイドーユタカ(B)、磯部潤(Ds)というレギュラーがクレジットされていたのですが、磯部さんがキャンセルになり、急遽登敬三(Ts)さんが加わったということでした。
リーダーの立花さんと登さんは昨日まで、渋さ知らズでご一緒していたということでした。
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AASは何回か聴いていまして、フリーキーで、立花さんの痙攣するような激しいプレイの中に、どこかユートピア的なほのぼのとしたムードを醸し出す独特の雰囲気があったと思うのです。
今回メンバーが替わり、どうなるのかと思ったのですが、ジョー・ヘンダーソンの「アイソトープ」から始まり、アレンジもあり、ソロ回しもあり、ドラムレスで刺激的な音も少なく、案外まともな演奏なのでした。
カイドーさんがしっかりとバンドを支え、山口さんはバッキングでは装飾音をきらめかせ、ソロでは暴れながらも枠内に収まった感じで、全体に落ち着いた雰囲気になっていました。
登さんは京都在住の方だそうで初めて聴きましたが、達観した哲学者のような風貌そのものの印象的な、無駄のない的確でスケールの大きい演奏を繰り広げました。
立花さんのオリジナルも演奏したのですが、「オール・オブ・ミー」、「パノニカ」などのスタンダードもやり、「ゼア・ウィル・ネヴァー・ビー・アナザー・ユー」と「セント・トーマス」を組み合わせた「ゼア・ウィル・ネヴァー・ビー・アナザー・セント・トーマス」という曲もやり、それぞれ立花流の遊びごごろにあふれるアレンジが施されていました。
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2管でアンサンブルもあり、ドラムレスでカイドーさんが効いていたからなのでしょうか、今夜の立花さんは、いつもどおりの激しいプレイは見せたのですが、その尖がり方が少し柔らかくなったように感じさせました。
しかし終わってみると、いつものほのぼのとしたユートピア感が出ていて、聴きごたえのあるライブでありました。
ポジティブで前向きな気持ちにさせてくださいました。
素晴らしかったです。
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# by sakasoo | 2017-05-07 01:37 | Comments(0)