坂本宗司の日記


by sakasoo
昨日(20日)所沢市立中央公民館ホールにて開催された、所沢ジャズフェスティバルに行ってきました。
今年で6回目だそうです。
私の妹が所沢に住んでいまして、フェスティバルに協賛しチケットがあり、その日妹は公民館の外に出店しているそうで行けず、全席指定なので欠席は具合が悪いので行ってほしいと言われたのでした。
午前中防災訓練に参加し、午後から狭山ケ丘学園後援会の会議に出席したあと、所沢に行ったのでした。
中央公民館前の広場はイベントが行われていまして、妹のテントに行ってチケットを受け取りました。
広場にはステージが作られていまして、ライブをやっていましたが、途中国会議員や県会議員の方が挨拶したり、街をあげてのイベントという感じで人出も多く賑わっていました。
フェスティバルは午後4時半開演。
初めにビッグフェロージャズオーケストラが演奏しました。
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藤本忍さんが指導している所沢の社会人ビッグバンドです。
「ルパン三世のテーマ」、「情熱大陸」、「シング・シング・シング」、「ミッション・インポッシブル」、「テナー・マッドネス」などバラエティーに富んだ選曲でした。
ビッグフェローは以前グリーンティーにもご出演頂いたこともあり、久々に聴きましたが水準の高い演奏だと思いました。
15分休憩のあと宮之上貴昭カルテットが演奏しました。
メンバーは宮之上貴昭(g)、鶴野美香(p)、竹内秀雄(b)、有泉一(ds)でした。
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鶴野さんは存じ上げていましたが、他のメンバーは聞いたことがなく、宮之上さんもかなり久しぶりでしたので、最近はこんなメンバーでやっているのかって思っていましたら、MCで宮之上さんが「初めての方たちばかりです」って紹介しましたので、謎な感じでした。
「カム・レイン・オア・カム・シャイン」、「ブラック・オルフェ」、「ジョージア・オン・マイ・マインド」、「キャラバン」、「ホエン・ア・マン・ラヴズ・ア・ウーマン」というスタンダードばかりの選曲で、得意のウエスのナンバーは演奏しませんで謎な感じでした。
超絶技巧という言葉は、この人のためにあると言っても決して過言ではないと思っている宮之上さんなのですが、その魅力の半分も発揮できていないように思え、折角フェスに出ているのになんで初めての人たちとやったのか謎な感じでした。
20分休憩のあと、有馬忍&東京ラティーノスが演奏しました。
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「有馬忍」は藤本さんが東京ラティーノスを率いるときに用いる芸名で、ノーチェクバーナの有馬徹さんから頂いたものだそうです。
ステージを見ていてさっきの謎が解けました。
宮之上カルテットの鶴野さん、竹内さん、有泉さんがそのままラティーノスのメンバーだったのです。
つまりこのフェスはゲストは宮之上さんただ一人で、藤本さんが指導していて本来であれば藤本さんが共演するはずのビッグフェローも出ているし、ほぼ藤本さんのリサイタルのようなコンサートだということなのかと思ったのです。
しかも東京ラティーノスは今回で3回連続の出演だそうで、こういうやり方もあるのかと感心いたしました。
演奏した曲は
1.アマポーラ
2.リベルタンゴ
3.闘牛士のマンボ
4.ラヴ・フォー・セール
5.ラヴ・イズ・ア・メニースプレンドレッド・シング
6.グラナダ
7.スワニー
8.トゥー・ラブ・アゲイン
9.アランフェス協奏曲
encore
10.お祭りマンボ
でした。
4と5はヴォーカルの村野晶子さんが歌いました。
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3は森本小百合さんののアルトが朗々とソロをとりショウアップする場面なのですが、なにがあったのか途中で演奏をやり直すというアクシデントがあり、非常に残念でした。
私も長く数々のライブやコンサートを観ていますが、プロバンドでこんなことに初めて遭遇いたしました。
会場は満席で、お馴染みのラテンナンバーを次々に演奏し、コミカルな演出も随所に見られ、最後は大変な盛り上がりを見せました。
配布された立派なプログラムには、実行委員長さんのほか所沢市長さん、所沢商工会議所会頭さん、所沢教育長さんの挨拶分があり、会場前広場のイベントも地域ぐるみでのバックアップ体制が垣間見えたように思えました。
その点は我々も多いに見習いたいところだと思いました。
プログラムには前日に行われたクリニックの紹介も掲載されているのですが、そのことがこのフェスのどこのも反映されていないのが残念に感じました。
こういうやり方もあるのかと感心いたしました。
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# by sakasoo | 2017-08-21 23:15 | Comments(0)

宅Shoomy朱美カルテット

本日(19日)スワンで宅Shoomy朱美カルテットを聴いてきました。
メンバーは宅Shoomy朱美(P、Vo)、林栄一(As)、瀬尾高志(B)、角田健(Ds)でした。
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前回3月のスワンでの演奏が印象深く、今回も楽しみにしていました。
このメンバーになって3回目のスワンだと思うのですが、それまでのShoomyさんの純粋すぎるゆえの重い内容から、サイドの3人に彩られ、分かり易くなったように感じたのです。
分かり易いとShoomyさんの音楽には、凄く癒されるのに気づいたのでした。
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今夜も初めに超クールなテーマにのせて、語り掛けるように唄うオリジナルを演奏し、「グッド・モーニング・ハートエイク 」、「ネイマ」、「ファースト・ソング」、「ソー・イン・ラブ」などのスタンダードを続けました。
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ミディアムからスローなバラードが多かったのですが、林さんのアルトはそれに溶け込むような魂の演奏を繰り広げました。
林さんは、8月27日の20th AnniversaryグリーンティーJAZZフェスティバルに、昨日の小山さんとともに山下洋輔トリオのメンバーとしてご出演です。
昨日の小山さんが、叫びながらたるんだ精神を鼓舞してくださったのに対し、今夜の林さんとShoomyカルテットは癒しのシャワーを浴びているようで、そのままでいいんだよ・・・って優しく包み込んでくれたように感じました。
味わい深く、27日の山下トリオがどうなるのか興味津々になりました。
今夜も素晴らしい演奏でした。
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# by sakasoo | 2017-08-20 01:18 | Comments(0)

ザ・なまらトリオ

本日(18日)スワンで「ザ・なまらトリオ」を聴いてきました。
メンバーは小山彰太(Ds)、竹内直(Ts,Bcl,Fl)、石田幹雄(P)でした。
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小山さんのリーダーバンドです。
小山さんは以前所沢の近くにお住まいで、スワンにもよくご出演されていて、グリーンティーにもご出演頂いたこともあるのですが、北海道のご出身ということもあるのでしょうか、2013年から活動の拠点を札幌に移されましたので、今夜久々に聴いたのでした。
小山さんは、8月27日の20th AnniversaryグリーンティーJAZZフェスティバルに、林栄一さんとともに山下洋輔トリオのメンバーとしてご出演で、今日から27日まで関東ツアーということで、色々な組み合わせで各地のライブを予定していまして、22日の新宿ピットイン、26日の高崎のレストランは山下トリオでの演奏のようです。
伝説の「山下洋輔トリオ」の復活です。
小山さんは1976年から、林さんは1981年から「山下洋輔トリオ」に参加し、1983年の解散まで、日本国内やヨーロッパのコンサート・ツアーで存分に暴れまくったのでした。
30年以上の時を経て今回の再結集が実現、再び熱い演奏を聞かせてくれるのです。
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スワンに着いたときには、すでに演奏は始まっていました。
非常に密度が濃く、ハイテンションな演奏が繰り広げられていました。
フリーキーなのですが、ちゃんとキメがあったり、リズムや曲調が次々に変化してゆくストーリーが出来ていて、どうやって演奏しているのか不思議な感じがしました。
竹内さんは、1曲のなかでバスクラ、フルート、テナーと持ち替え、場面の色彩を換えるようにあくまでも冷静に燃焼しました。
その精悍さはとってもかっこよかったです。
石田さんは、いつもながらのめり込む演奏で、霊がのり移ったようなトランス状態で唸りまくり、巨大なブラックホールを思わせました。
このお二人をキチンとコントロールし、演奏全体をダイナミックに整えていた小山さんの意図は充分に伝わりました。
抑圧や不安を感じ、面白くないことが多い日常をぶっ飛ばす・・・ふざけるじゃねいぜ・・・みたいなポジティヴな共感が溢れてきました。
しみじみともさせて頂きました。
物凄い演奏だったと思います。
素晴らしかったです。
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# by sakasoo | 2017-08-19 01:22 | Comments(0)

成川修士トリオ

本日(12日)スワンで成川修士トリオを聴いてきました。
メンバーは成川修士(G)、永塚博之(B)、安藤正則(Ds)でした。
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成川さんはいつ以来でしょうか、恐らく5年ぶりくらいだと思います。
このメンバーのトリオは初めて聴きました。
成川さんの印象として、ストイックなテクニシャンとでも言いましょうか、音楽を追求する修行僧とでも言いましょうか、演奏にのめり込むあまりお客の存在を忘れているようなところがあったと思うのですが、今夜はメンバーとの相性もよく、明るく楽しめる内容でした。
永塚さんは初めて聴きましたが、メロディアスで高速なアドリブソロが凄かったです。
山田耕筰の「この道」、ジョビンの「ファヴェラ」、チャーリー・ヘイデンの「ファースト・ソング」など、美しく清々しいメロディーの選曲のほか、お馴染み「さんぽ道」などのオリジナルも演奏しました。
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成川さんのCDは3枚持っていまして、そのどれもがオリジナル曲だけで出来ていまして、彼の頭の中には膨大な量の音楽が湧き出しているのだと思わせますが、以前はそれがうまく伝わってこなかったのだと思いました。
今夜は安藤さんのエキサイティングなドラミングがよかったのか、成川さんの音がビシビシ入って来まして興奮いたしました。
成川さんは相当進化したのだと思いました。
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安藤さんは、8月27日の20th Anniversaryグリ-ンティ-JAZZフェスティバルに高瀬龍一クインテットのメンバーとしてご出演です。
グリ-ンティ-出演は3回目です。
午前中マイクチェックもあり、「朝早くからお疲れ様です」って言いましたら、「家が瑞穂だから一回帰るから大丈夫」って言っていました。
今夜のようなエキサイティングなドラミングをご期待いたします。
今夜のライブも楽しめました。
素晴らしかったです。
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# by sakasoo | 2017-08-13 01:42 | Comments(0)

小島のり子トリオ

本日(5日)スワンで小島のり子トリオを聴いてきました。
メンバーは小島のり子(Fl)、天野丘(G)、鈴木克人(B)でした。
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小島さんのバンドは、ピアノトリオをバックにしたカルテットが多いのですが、今回このメンバーでの演奏は初めて聴きました。
演奏した曲は
1st set
1.ハブ・ユー・メット・ミス・ジョーンズ
2.サマーナイト
3.ボディ・アンド・ソウル
4.ブライト・ミシシッピー
5.オールウェイズ・ウィズ・ユー
2nd set
6.トラベルズ
7.エビデンス
8.ピテカントロプス・エレクトス
9.五木の子守唄
10.オール・ザ・シングス・ユー・アー
encore
11.マイ・ロマンス
でした。
4と7はモンクの曲、5は小島さんの最近の代表的オリジナル、8はミンガスの有名曲です。
日本民謡もあり、最初と最後はリチャード・ロジャースで〆るという、小島さんらしい粋な選曲でした。
天野さんの浮遊感のあるギターで、鈴木さんのランニングが心地よく、小島さんの演奏はいつも以上に芯がはっきりとしたと言いましょうか、意識して絶妙なバランス感覚を楽しんでいるように感じました。
天野さんは最近色々なバンドで引っ張りだこで、小島さんとの共演の機会も多くなっているようですが、今夜の天野さんは一段と冴えわたり、新境地を切りひらいたのではないかと思わせる、どこまでも探求心を失わない姿勢に凄みを感じました。
同じく探求心を失わない小島さんが共演を望むのもわかるような気がしました。
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小島さんと鈴木さんは、8月26日のクリニック&コンサート、グリーンティーJAZZフェスティバル・プレイベント「第20回夏のジャズ」にご出演で、休憩時間に課題曲譜面、CDなど関係書類をお渡しし、打ち合わせをさせて頂きました。
小島さんには、第3回以来連続18回ご出演して頂くことになるのです。
グリーンティー最大の功労者だと思います。
今年の「夏のジャズ」もよろしくお願いいたします。
今夜のライブも素晴らしかったです。
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# by sakasoo | 2017-08-06 01:09 | Comments(0)